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by go-shichi
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坂のプチ句会

神楽坂の夏祭りの初日に風歌さん主催の「坂のプチ句会」を開きました。
日時=平成21年7月22日
場所=ARBOL(アルボール、神楽坂)
幹事=風歌
参加者=風歌、節子(水原節子、ひろばさんの奥様)、ひろば、タケシ、五七
兼題=夏の季語

今回の趣向は、句の作者当て。3つの句をA4用紙にプリントアウトしたものを持ち寄り、誰の作かを当てながら、美酒を愉しみました。参加されなかった皆様も、作者当てに挑戦してみてください。正解は最後に記してあります。

Aさん三句
夏風邪や波の音する地下の駅
焦燥が真夏の海を泳ぎ出し
パーティーにふらりと虹の現れり

Bさん三句
右翼手の大遠投や雲の峰
百年の孤独に揺れるハンモック
父母の密談蚊帳の青さかな

Cさん三句
今年もまた蝉鳴き初めて思うこと
坂に座す猫の尾パタリッ夏来る
ほおずきの苦きを知るやお二人さん

Dさん三句
友以上恋人未満遠花火
金魚すくい同棲なんてと言いながら
ラジオ体操第一第二基礎体温

Eさん三句
ピザ窯の赤き炎や夏祭り
毛虫焼くホテル葵は定休日
夏富士や金魚のフンと化す私


■7時30分に、ほおずき市で賑わう毘沙門天前に集まった参加者は風歌さんの案内で、神楽坂の細い路地を進み、「古田」の表札がかかった一軒屋に。そこが今回の会場ARBOLでした。
■ビールで乾杯すると、前菜にバーニャカウダが登場。そのエキゾチックな響きに意味なく盛り上がり、早速、作者当てがスタートしました。
■風歌さんのメールでの指令は「活字はSMゴシック28ポイントを使用」。もちろん、SMゴシックなる怪しげなフォントを探し当てられた者はおらず、皆が大人の対応(MSゴシック)をする中、一人、明朝横書きで幻惑しようとする人が。指令を下した風歌さんその人でしたが…。
■五人五様の推理で挑んだ作者当て。その結果は。
Aさん=節子さん(当てたのはひろば、タケシ、五七)
Bさん=五七さん(当てたのは節子、タケシ)
Cさん=風歌さん(当てたのは節子、ひろば、タケシ、五七。つまり全員正解)
Dさん=タケシさん(全員不正解)
Eさん=ひろばさん(当てたのはタケシ)
ということで、タケシさんが(自分以外の)4人の句をぴたりと言い当て、優勝賞品のほおずきを獲得しました。
■作者当ての後も、句をめぐる話で大いに盛り上がりました。「原爆忌」「晩夏光」「死ねばいいのに」がこの日のキーワードとなり、こんな句に発展(?)しました。
「右翼手の大暴投や晩夏光」
「ほおずきの苦きを知るや死ねばいいのに」
「ピザ窯の赤き炎や原爆忌」
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by go-shichi | 2009-07-23 14:25 | 句会 | Comments(23)
Commented by 五七 at 2009-07-23 16:22 x
ひろばさん、節子さん、タケシさん。昨晩はお疲れさまでした。
風歌さん、企画・幹事ありがとうございます。
いつもと違う趣向で楽しかったですね。
タケシさんの全問正解はさすがです。
Commented by タケシ at 2009-07-23 16:28 x
五七さま、バーニャカウダ!
昨日は画期的な新句会、本当に楽しかったです。
少人数の句会のときは、またあのカタチでやりましょう。

ところで、やはり季題は自分で設定した方がいいのですか?
それとも幹事が季題を出して、の方がいいのでしょうか?

季題の設定からして個性がでるので面白いのですが、それだとビギナーにはハードルが高い気もして。
ご意見をまたお聞かせください。
Commented by 風歌 at 2009-07-23 18:45 x
五七さま
ブログアップありがとうございました。
皆さま、本当に楽しいひと時をありがとうございました。
また是非やりましょう!
タケシさん、バーニャカウダ気に入っていただけて嬉しいです。
さて、ビギナーの私としては季題の設定がハードル高いのかどうかはわかりませんが、
自分で決めていると狭いイメージを抜け出せないような気がしました。
文章を書くことを生業としながら、ボキャブラリー不足に日々悩まされている私は、新しい言葉に触れ言葉ワールドが広がる良い機会だと思っています。ですから、自分では予想もつかない季題を設定していただく方が助かります。

重ね重ねバーニャカウダ!


Commented by 五七 at 2009-07-23 18:45 x
お題があるのとないのとどちらが難しいか、これは人によって分かれる気がします。
というのも実は私、与えられた題なしで日常的に句を作るようになったのは結構最近でして、それまでは、お題がないゼロの状態から発想するの難しいなと感じていました。自由に作るという方が、かえってビギナーにはハードルが高いかも。
次回、この形式で楽しむ時には、題詠2句(または1句)と自由詠1句(または2句)なんていうミックスもいいかもしれませんね。
Commented by 杉山竜 at 2009-07-23 21:01 x
竜です。いやー、めちゃくちゃ楽しそうですねえ。
今回は行けませんでしたが、次回も是非お誘いくださいね。

作者当てをやってみましたが、
Aをひろばさん、Eを節子さんとしてしまいましたが、
B・C・Dは当てることができました!
「ラジオ体操第一第二基礎体温」なんて、タケシさん以外
ないでしょうと思った次第です。

好きな句をあげてみます。みんなうまいなあ……。

・パーティーにふらりと虹の現れり
・父母の密談蚊帳の青さかな
・坂に座す猫の尾パタリッ夏来る
・ラジオ体操第一第二基礎体温
・毛虫焼くホテル葵は定休日
・ほおずきの苦きを知るや死ねばいいのに

最後の句、字余りだけど最高ですねえ。
Commented by 五七 at 2009-07-24 00:26 x
竜さん書き込みありがとうございます。
それと、ポップ・ドラゴンでの水原さんインタビューのお知らせ、感謝感激でございます。
「ラジオ体操第一第二基礎体温」
この「基礎体温」をひろばさんだと思っちゃったんですよ。
それでもって、
「毛虫焼くホテル葵は定休日」
の「ホテル葵」をタケシさんだと…。

竜さんはAとE、つまり夫妻を取り違えたわけですね。これも興味深いなあ。
4人の句を当てるというのは消去法でかなり絞り込めますが、竜さんが参加されていたら、作者当ては数倍難しくなっていたと思いますよ。次回は是非よろしくお願いします。


Commented by 五七 at 2009-07-24 00:34 x
風歌さん、いつもながらナイスなお店の選択。会が盛り上がった理由のかなりの部分がバーニャカウダだと思います。
坂のプチ句会の永久幹事をお願いしてよろしいでしょうか。
Commented by タケシ at 2009-07-24 06:21 x
五七さま、たしかに題詠句と自由句を組み合わせた方がいいですよね。

私が当日気になった句は五七さんの「右翼手の大遠投や雲の峰」でした。
「『右翼手』『大遠投』『雲の峰』、どれも印象的過ぎてバッティングしていないか?」という意見もあったのですが、時間を置いて考えると、青春俳句ですから、このくらい鼻息が荒い方がいいかなと思いました。

そうそう、風歌さん、ほおずき、ますます色づいてきましたよ。大切にしますね。
竜さん、次回はぜひ一緒に楽しみましょう!
Commented by 風歌 at 2009-07-24 11:34 x
五七さん
永久幹事ですか?・・・了解しました。
お店選びにウェイト置いた、ゆる~い会になてしまいそうです(苦笑)
幹事の職権で、ビギナーに有利なルールもありですよね?
また、一緒にモルト飲みながら企画を練り合わせましょう。
タケシさん
ほおずき赤くなってきましたか?よかったです。
残念賞でいただいた“日食観察メガネ”26年間大切にとっておきます。26年後には、日食観察句会もやりましょうね。
竜さん
次回は参加して盛り上げてくださいまし♪

Commented by ひろば at 2009-07-24 11:45 x
みなさん、コメント早いですね。
当日は神楽坂まつりの熱気を上回るSM句会?の盛り上がりでした。
初めて夫婦で参加させていただきました。ありがとうございました。

「金魚すくい同棲なんてと言いながら」
この句、いいですよね。
懐かしさを感じました。
やっぱ、世代の差?

Commented by タケシ at 2009-07-24 17:14 x
ひろばさん、ありがとうございます。
久々にウンウン(ほんとに!)唸りながらつくった句なので、
褒めていただいてうれしいです。

特に金魚はひろばさんのイメージを借りただけに
ひとしおです。
Commented by 五七 at 2009-07-24 17:45 x
26年後に日蝕句会ができますようにみなさん長生きしましょうね。
ひろばさん、「SM句会」はやめてください。

Commented by ひろば at 2009-07-25 11:11 x
26年後に楽しくお酒を飲みながら句会できたらいいですね。
ご免なさい「SM句会」は自分だけの楽しみにします。

そういえば、S、いや違った「坂の上プチ句会」の翌日の毎日新聞朝刊の「坪内稔典さんの季節のたより」に「父ちゃんのデカパンくぐり雲の峰」(黒田さつき)という句が載っていました。
五七さんのこと思い出して二人で笑ってしまいました。
Commented by 節子 at 2009-07-25 22:53 x
久しぶりの句会&初めての俳句句会で、ドキドキでしたが、みなさまのおかげで、とても楽しく過ごさせていただきました。
五七さん、風歌さん、タケシさん、ありがとうございました。

・・・神楽坂部分日食ほおずき市石畳SMゴシック路地の奥祭りの夜表札古田八丁味噌椅子四つバーニャカウダ作者あて・・・
振り返ってみると、幻想的で浮遊感のある夜でした(単に飲みすぎ?)。
風歌さんの、SMゴシックと、チャーミングな、死ねばいいのに~♪には、ほんと悩殺されました(笑)
「死ねばいいのに」は、上や中七でなく、やっぱり下の字余り感がいいですよね。
また、機会がありましたら、ぜひお誘いくださいね。

竜さん!ひろばさんと間違えるなんて・・・(笑)
Commented by タケシ at 2009-07-26 07:15 x
節子さん、久々に句会ご一緒できて光栄、勉強になりました。
私的には「夏風邪や波の音する地下の駅」が一番好きなのですが、ほかの2句もさすが!
こうでないと毎年伊藤園の新俳句には登場できませんね。
また缶かペットボトルください。楽しみにしています。
Commented by 五七 at 2009-07-26 15:40 x
父ちゃんのデカパンくぐり雲の峯
父ちゃんのデカパンがこんなに爽やかになるなんて。この発想は凄いですね。
節子さん、ご参加ありがとうございました。
まいまいクラブで掲載句をまとめ読みして、すっかり節子ファンになってしまったものですから、今回、素敵な三句に出会えて幸せでした。また、よろしくお願いします。
Commented by タケシ at 2009-07-28 06:14 x
ひろばさんの句の中では
「ピザ窯の赤き炎や夏祭り」が好きですよ。
「この句、うますぎる!」と言っていた節子さんには笑いました。仲良すぎ!
Commented by ひろば at 2009-07-28 11:32 x
「ピザ窯」の句はタケシさんだと思い込んでいたから、「うまい」の言葉が出たのではないでしょうか。
裏を返せば、こんな句はひろばには絶対出来ないと思ってるってことですよね。
もっと、良い句を作って見返してやるぞ。
Commented by タケシ at 2009-07-28 12:06 x
全然関係ないですが、
バーニャカウダにはひき肉は入っていましたか?
あれ、ごはんのお供にも良さそう。
もちろんアテにもいいですね。
Commented by ひろば at 2009-07-28 22:15 x
バーニャカウダは基本的にはオリーブオイルとにんにくとアンチョビのホンデューの様なもので、ひき肉は入りません。
ちょっとご飯のお共はムリムリ。
どこまで食いしん坊なんですか。
ひき肉と思ったのは味噌の大豆かもね。

実際、活字(SMゴシックではなく)なると句の感じが変わりますね。
な~だとおもった「パーティーにふらりと虹の現れり」の句。

これが伊藤園なんだなと、タケシさんのコメント後に思いました。
褒めすぎ?
Commented by 五七 at 2009-07-29 01:29 x
このブログを見た菫さんから「ご夫婦で同じ趣味というのはいいですね」というメールをもらいました。ひろばさん節子さんご夫妻とご一緒できたのはバーニャ以上に今回の収穫でしたね。
見せつけてくださってありがとう。ごちそうさま。
Commented by 風歌 at 2009-07-29 02:10 x
あの・・・
整理しますと・・・
一般的にイタリアのバーニャカウダには、ひき肉はナシ!ひろばさんのおっしゃる通りオリーブオイル・アンチョビ・にんにく です。
でも、あの日のバーニャカウダは、八丁味噌・ひき肉・オリーブオイル でした。
・・・んで、タケシさんはあの時、煮詰まったバーニャカウダソースをスプーンですくって食べて「これ美味しい!」と言ってました。
それぞれに収獲の多い「坂の句会(坂のプチ句会?)」で何よりでした。
Commented by タケシ at 2009-07-29 09:45 x
五七さん、風歌さん、ありがとうございます。

ひろばさん、ホラ、あの夜のバーニャ、もろに肉味噌じゃないですか。
あ~、沖縄料理が食べたくなってきた(笑)
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