カテゴリ:会報( 25 )

 

会報Vol.33

五七句会会報通巻33号/2018年/3月発行
日時=平成29年3月17日/場所=恵比寿のレンタルスペース
幹事=五七
出席者=温爺、ゼルダ、タケシ、ねりり、かわうそ、文鳥、久木、鬼八、五七
兼題=桜鯛、春の宵
席題=残雪、お祝いの句(春季)

春三月の句会は、かわうそさんのご結婚の報告とお祝いを兼ねて開催しました。
お祝いの句(春季)の句は、作者が短冊にしたため、かわうそさんにプレゼント。
かわうそさんのご結婚に至る、そして結婚後のあれやこれやの話で盛り上がりながら、秀句が数多く生まれました。

個人成績
天 温爺  20点
地 文鳥  19点
人 ねりり 13点

 ■桜鯛
 漁り火の海に眠るか桜鯛       (久木)
 塩釜を脱皮するごと桜鯛       (かわうそ)
 娘とは奪わるるもの桜鯛       (タケシ)
 桜鯛退職の父帰宅せず        (ゼルダ)
 ホモとして生きると決めて桜鯛    (温爺)
 婿養子にいちばん大き桜鯛      (ねりり)
 暮れ残る水軍の島桜鯛        (文鳥)
 荒波の苦労語らず桜鯛        (鬼八)
 分家には分家の意気地桜鯛      (五七)
 
 ■春の宵
 縛ってとロープ差し出す春の宵    (温爺)
 父の背に追う一つ星春の宵      (久木)
 春宵のふたりあはせて嘘いくつ    (五七)
 春の宵角を曲がればラブホテル    (ゼルダ)
 奪おうかやめておこうか春の宵    (タケシ)
 路地路地の気配に満ちて春の宵    (かわうそ)
 くちびるはやはらかきもの春の宵   (ねりり)
 子ははしゃぎ父は息切れ春の宵    (鬼八)
 新しき箸置き三つ春の宵       (文鳥)

 ■残雪
 雪残る野に淡き影熱気球       (久木)
 玄関に残雪ありて蕎麦の宿      (かわうそ)
 介護とは手の荒るること残る雪    (タケシ)
 残雪や辛子れんこん品切れる     (ねりり)
 残雪や家を出る子に持たす味噌    (文鳥)
 雪残るロシアに足跡秋田犬      (鬼八)
 世界史は米ソ冷戦雪残る       (五七)
 残雪やじわじわきてる人生が     (ゼルダ)
 雪残る人の気持ちを置き去りに    (温爺)

■お祝いの句
 春が来た天の声までビバルディ    (ゼルダ)
 祝宴の客を迎えて春深し       (久木)
 恋叶う満月のロゼ桜鯛        (タケシ)
 うららかに二人暮らしになじみをり  (ねりり)
 それぞれの本読んでおり春炬燵    (文鳥)
 たんぽぽと放任主義の風春をゆく   (鬼八)
 永き日や佳き日やロゼで乾杯す    (かわうそ)
 膝枕馴染みて桜満開に        (五七)
 早春やかわいいうそをつきましょう  (温爺)

a0072359_18000203.jpg
というわけで、次回は夏に涼しいところで吟行もいいかもしれませんね。
それまでみなさま、ご健吟を。



 


[PR]

by go-shichi | 2018-04-01 18:03 | 会報  

会報Vol.32

五七句会会報通巻32号/2017年/12月発行
日時=平成28年12月2日/場所=四谷三丁目のレンタルスペース
幹事=五七
出席者=孝多、矢多、温爺、家鴨、ゼルダ、タケシ、華松、みつきんぐ、ねりり、七子、あちゃ、文鳥、久木、五七、かわうそ(欠席投句)
兼題=枯芝、空風、鯛焼
席題=障子、自由(冬季)

恒例の忘年紅白句会。兼題3句、席題2句の拡大バージョンで紅組、白組が激突しました。
3点句1句、2点句2句、1点句5句の選。
男性6、女性8(欠席投句+3句)の調整のためのハンデは白組に33点(13×2+13×3/5)。

そして結果は、
白組116点(ネット83+ハンデ33)vs紅組82点で白組勝利!
通算成績は紅組の3勝、白組の2勝となりました。
みなさまお疲れさまでした。

個人成績
天:孝多 21点
地:五七 20点
人:家鴨 15点

枯芝に楕円のボールぽつねんと    (温爺)
空風が呼んで来たるは焼芋屋     (家鴨)
鯛焼き喰うアタマから否シッポから  (孝多)
街の火事一被写体として撮らる    (3点 五七)
空風に薪窯ごおっといきり立つ    (3点 七子)
妖精を語る老女や白障子       (7点 ねりり)
火ぃ貸してくれへんかワレ着ぶくれて (タケシ)
千秋楽見る祖母の背の白障子     (文鳥)
卓上の黴た鯛焼喪服脱ぐ       (8点 家鴨)
ザックザク白菜を切る怒り肩     (3点 家鴨)
念のため鯛焼ふたつ男飯       (1点 文鳥)
遊具飛び障子破れてごめんなさい   (あちゃ)
目で笑う二人は鯛焼き頬張って    (孝多)
競技用義足のしなり空つ風      (6点 五七)
暖炉燃ゆ原始の脳を呼び覚まし    (七子)
冬の海自由を求め漁に出る      (あちゃ)
枯芝に打ち捨てられしテディベア   (1点 七子)
老女らがラジオ体操芝枯れる     (2点 家鴨)
空風に鼻歌歌う空元気        (1点 かわうそ)
差し入れの鯛焼抱え昼のママ     (ねりり)
金色の飛火野に立つ空っ風      (1点 文鳥)
十三夜障子に映る影二つ       (久木)
鯛焼や鎌倉を出なくてよい日には   (1点 矢多)
マフラーにすっぴん埋める除夜詣   (3点 みつきんぐ)
いつのやら祖母の棚から障子紙    (2点 家鴨)
解体を人に用ひて芝枯れる      (3点 華松)
指先にささくれ1つ芝枯れる     (4点 あちゃ)
妹に新婚浮かれ吾に冬        (ねりり)
空っ風電柱はみな無口なり      (7点 矢多)
遠い日の障子貫く男あり       (1点 温爺)
空っ風耳鼻科は今日も三分診療    (みつきんぐ)
春近し疎林に風の宴かな       (久木)
空っ風孤独なんだよ八つ当たり    (2点 孝多)
ひとりごと言いつつ閉める障子かな  (11点 孝多)
オスメスがあるのか鯛焼き汗ばんで  (1点 みつきんぐ)
指なめて星を数える障子穴      (華松)
空風にゴミ虫のよな鳥の群れ     (3点 あちゃ)
障子だけがあの夜のことを知っている (矢多)
傍らに鯛焼き据えてみすずの詩    (1点 温爺)
冬の虹老々介護の影二つ       (2点 文鳥)
下手に触ると火傷する鯛焼だぜ    (2点 五七)
冬の雪おねがいその手を離さないで  (矢多)
鯛焼きの袋の汗の芳しき       (4点 かわうそ)
空っ風黄金千両撒き散らし      (5点 華松)
ポストまで五〇歩ほどの芝枯れる   (1点 タケシ)
思い出は思い出のまま芝枯れる    (8点 孝多)
鯛焼きよ私の腸苦々し        (1点 華松)
枯芝の匂ひの中で爪を切る      (6点 矢多)
鯛焼やシリウスの青見失ふ      (4点 タケシ)
君はもう来なくてけっこうクリスマス (2点 ゼルダ)
好きなのは皮としっぽよ鯛焼きは   (1点 あちゃ)
ひび割れの窓に空風豆を煮る     (1点 久木)
空風や不惑もとうに過ぎた恋     (1点 ねりり)
空風や獣になってしまいたし     (6点 タケシ)
枯芝やインスタ映えするパンツ買う  (みつきんぐ)
今ならば許せたはずのクリスマス   (華松)
芝枯れて廃寺の礎石黒々と      (5点 久木)
空風でリビングに溜まる眠気かな   (ゼルダ)
障子ごし気配を殺す逢引よ      (七子)
枯芝に二人と一匹何を見る      (文鳥)
障子あけすべてを知つてしまひけり  (4点 五七)
白障子こころにもある袋とじ     (1点 タケシ)
パート出る初給金の鯛焼よ      (七子)
朝ドラがまたつまらない芝枯れる   (5点 ゼルダ)
昼の月鯛焼半個もて余す       (3点 久木)
鯛焼きがあちくてヘーホンホヘホハイ (2点 ゼルダ)
障子貼る父の背中に活気あり     (4点 ゼルダ)
空つ風金でも飛んで来ないかな    (3点 温爺)
枯芝やかつて多情でありしこと    (3点 ねりり)
枯芝の舞台主役は未来の子      (2点 かわうそ)
家を出たあの日のままに障子穴    (7点 ミツキング)
枯芝を背中に髪に父戻る       (5点 五七)
着ぶくれて胸のうすさを嘆きけり   (温爺)



[PR]

by go-shichi | 2017-12-04 01:42 | 会報  

会報Vol.30

五七句会会報通巻30号/2017年/4月発行
日時=平成27年12月26日/場所=渋谷の会議スペース
幹事=五七
出席者=香魚、菊森、ゼルダ、タケシ、かわうそ、華松、みつきんぐ、風歌、琴玉、家鴨
兼題=春昼

天:五七(28点)
地:華松(22点)
人:かわうそ(21点)

久しぶりの吟行は等々力渓谷。桜の時期は過ぎていましたが、なかなかの人出でした。家族連れ、犬の散歩、デートのカップルの中で、さてどんな句ができたでしょうか。

a0072359_1315274.jpg


我に似る一足遅れて八重桜     (華松)
誂えし眼鏡に葉桜ラテン咲き    (琴玉)
シャボン玉余所様の子も走らせる  (五七)
光連れしゃんりしゃなりと春の水  (華松)
パセリカレーほろ苦くもあり春の昼 (家鴨)
店頭に肉汁の文字風光る      (五七)
春昼の等々力の瀧とどろかす    (タケシ)
春の昼中高一貫校の庭       (風歌)
春の昼人に頼まないことにする   (香魚)
春の昼三線を弾く娘の長睫毛    (かわうそ)
掃除夫が桜集めて谷の昼      (香魚)
山吹やうんちと2回子が叫ぶ    (香魚)
通過駅骨を抱く女(ひと)花仰ぐ  (みつきんぐ)
春はやて円満退社する方法     (香魚)
木はいいな両手いっぱい春を愛で  (ゼルダ)
絡まるる絵馬の字甘し花疲れ    (久美)
風情なしわびをいれるか末期の葉桜 (家鴨)
せせらぎを聞けば尿意や春の園   (タケシ)
春昼や納骨の儀はつつがなく    (みつきんぐ)
境内の朱色白々し東京の春     (琴玉)
モンシロチョウ迷う環状八号線   (風歌)
仰ぐしかないから仰ぐ孟宗竹    (風歌)
愛でるではなくおゆずりします花三百円(家鴨)
老い猫の目やにも浮かぶ花筏    (久美)
恋をすべし葉桜にまだ蕾あり    (五七)
みおろせば営みばかり飛花落花   (久美)
何を祈る?若人の信心春地蔵    (琴玉)
春暑し貴人のように皆歩き     (かわうそ)
渓谷に満ちるカップルの違和感   (ゼルダ)
二礼二拍初蝶の来て一礼す     (五七)
渓谷へ男を一人棄てて春      (タケシ)
春昼やsuicaで買える供物あり   (久美)
あの雲に乗せてやりたや花嵐    (華松)
腹立たし世田谷の新緑レベル高し  (琴玉)
渓谷を喪服の一味そぞろ行く    (みつきんぐ)
春風や鬼瓦にも笑顔かな      (かわうそ)
春の昼ネコのあくびをもらい受け  (ゼルダ)
春深しもしもわたしに句が詠めたらな(みつきんぐ)
春霞断崖に立つ十字架(クルス)かな(かわうそ)
八重桜人犬人のおどろき渓谷    (家鴨)
春の蚊のことにしつこいのが一つ  (タケシ)
松のみどり清潔になった気がした  (ゼルダ)
人に飽く蛇苺這う地を低く     (風歌)

a0072359_1322416.jpg

[PR]

by go-shichi | 2017-04-16 17:00 | 会報  

会報Vol.28

五七句会会報通巻28号/2015年/12月発行
日時=平成27年12月26日/場所=喫茶室ルノアール銀座三丁目ビッグスビル店
幹事=五七
出席者=孝太、タケシ、ゼルダ、風歌、文鳥、家鴨、ミツキング、七子、かわうそ、波風、秘事、琴玉、西音寺、五七
二次会合流=温爺、あちゃ

白組:156点(ネット92点+補正64点)
赤組:132点
a0072359_149345.jpg

人数の少ない白組に与えられた補正点は64点。紅組が大勢力でもってこれを猛追しましたが、白組が必死に振り払って逃げ切り勝利をおさめました。みなさま白組に盛大な拍手を!

天:タケシ36点
地:文鳥30点
人:ゼルダ29点
次点:五七27点

初参加の秘事さんと西音寺さんが新風を吹き込んでくれました。これからもよろしくお願いします。
a0072359_1551714.jpg

a0072359_23672.jpg


■息白し(兼題)
食いぶちを稼がぬ兄の息白し    ミツキング
バス停をめがけ息白さ増す      李
焼き芋屋追いかけ追いかけ息白し 七子
君ひと言僕ひと言や息白し      孝多
匿名で生きられる街息白し      タケシ
歯並びを気にする君の息白し    ゼルダ
また長い長い言い訳息白し      風歌
息白し待ち合わせまであと5分    秘事
見てというあなたの笑顔息白し    西音寺
イルミ前駆け出した君息白し     波風
超うす着街ゆく黒人息白し       琴玉
くちびるの離れて白い息ふたつ    五七
言わぬまま歩く夜道や息白し     文鳥
無精髭伸びし横顔息白し       かわうそ
息白し ブロック塀を 走りゆく      あちゃ

■雪催(兼題)
雪もよい茶屋の地下なる糀室     文鳥
雪催ため息聞こゆ江戸の旅      李
雪催猿山の猿動かざる         五七
雪催我柔肌の酒を汲む         孝多
雪催降れるものなら降ってみろ    秘事
雪催東芝社員の名札伏せ       七子
雪催い地下鉄(メトロ)の温風ホームレス 琴玉
雪催十億円の列みだる         ミツキング
雪催静かに来るこらえ時        波風
雪催宴の淋しさ持ち帰り         ゼルダ
雪催ATMに長い列            かわうそ
粛々と鼻紙たたむ雪もよい       風歌
剥製の虎の義眼や雪催ひ       タケシ
月隠し闇にヒタヒタ雪催         西音寺
雪さわり アイスと言った インド人   あちゃ

■冬木立(席題)
長島の手はポケットに冬木立     五七
自撮り棒出さずに歩く冬木立     波風
すれ違う上級生たち冬木立      秘事
冬木立知らない人を忍ぶ会      風歌
冬木立妻と別れしをとこをり      七子
いささかの過払い金や冬木立     タケシ
冬木立人と人との間かな        孝多
冬木立ひとりぼっちも悪くない     ゼルダ     
冬木立年に二度咲く桜あり       かわうそ
我が庭にいつかコクリコ冬木立    琴玉
冬木立最後の入院見送って      ミツキング
夕焼けと月を従え冬木立        家鴨
あかあかと内覧会や冬木立      文鳥
ひらと雪レースのような冬木立    西音寺

■寒灸(席題)
祖父の膝か細くなりぬ寒灸       文鳥
寒灸にあえぐわたしはしじゅうろく   琴玉
我が骨は誰が拾うや寒灸        かわうそ
鬼太郎が目玉親父に寒灸       五七
ひとり寝の両手両足寒灸        風歌
継母の手はつべたくて寒灸       タケシ
寒灸思考停止だ横になる        孝多
子供らの重しにならぬ寒灸       家鴨
寒灸首筋寒いの早くして        七子
寒灸据えてあげたい中華バス     波風
毒舌がますます冴えし寒灸      ゼルダ
寒灸すえたことなどない息子     秘事
誕生日ケーキの前に寒灸       西音寺
寒灸根性焼きと笑う母         ミツキング

a0072359_224226.jpg

句会の二次会には似つかわしくない?ベリーダンス。孝多先生、お困り顔です。
[PR]

by go-shichi | 2015-12-28 01:16 | 会報  

会報Vol.27

五七句会会報通巻27号/2015年/9月発行
日時=平成27年9月26日/場所=小石川後楽園・香音里
幹事=五七
出席者=タケシ、ゼルダ、風歌、文鳥、家鴨、ミツキング、麝香、かわうそ、波風、クレピー、五七
天:タケシ37点
地:五七25点
人:かわうそ21点
次点:ミツキング20点

小石川後楽園での吟行は、ドームのヤクルトvs巨人戦の声援が漏れ聞こえる結構うるさい中でとあいなりました。吟行の後はいつもの香音里で投句です。
a0072359_18505138.jpg

■吟行句
あんな日があってこんな日彼岸花    (タケシ)16
曼珠沙華枯れ残してや魔女の爪     (かわうそ)14
水戸公にされて肩凝る案山子かな    (五七)12
軽鴨も秋どことなく何となく         (タケシ)9
桐一葉池に張りだし池に落つ       (五七)7
金木犀が香ってたから遅刻した      (ミツキング)7
あきらめぬドームの歓声セプテンバー  (家鴨)6
萩散るや小さく空気ふるわせて      (タケシ)6
はすの身やおやゆび姫を読んだ頃    (文鳥)5
実る穂はゆっくりと刈る温爺晴れ     (波風)5
松の葉に何かを伝えるトンボかな    (ゼルダ)5
息を吐く金木犀が誘う夜           (波風)4
コイの餌狙うカモの気持ち今のわたし  (ミツキング)4
曼珠沙華思い出せない彼のミヨジ     (ミツキング)4
ドヤ顔の案山子が守る都の田       (かわうそ)3
鴨渡る航路の先の恋模様         (麝香)2
小指触れコスモス揺れる足湯かな     (波風)2
声援と一緒に揺れる白い萩         (ゼルダ)2
後楽園諸国漫遊の秋            (家鴨)1
薄雲がスポット照らす秋の草       (家鴨)1
なぜ石を積むのか秋の八罫堂       (文鳥)1
秋の蚊の侮りがたく痒い痒い        (五七)1
風くぐる赤い絨毯曼珠沙華         (麝香)1
秋暮れるおもちゃ工場のあたりに     (風歌)1
七案山子学習稲田守りけり        (文鳥)0
色なき風聖橋を渡りくる           (風歌)0
ひょっこりと顔出しおどけるキノコかな  (ゼルダ)0
昼の秋犬に踏まれてマンホール      (風歌)0
同期するドームの声援鈴虫と        (麝香)0
声援の止んでいる間に虫熱唱       (かわうそ)0
  
■セプテンバー
白髪染め暗色選ぶセプテンバー      (家鴨)11
残党にブーンと絡まれSep tem ber   (麝香)9
首都高は失恋渋滞セプテンバー      (風歌)8
くちびるに新色のせてセプテンバー    (ゼルダ)7
達郎の枕の抜け毛セプテンバー      (タケシ)7
いつも五分遅れてくる人セプテンバー   (ミツキング)5
セプテンバー白人がまた嘘ついた     (五七)5
母の膝だらり眠る猫セプテンバー      (かわうそ)4
だん吉が気になってをりセプテンバー   (波風)2
セプテンバー好きもきらいもうらおもて   (文鳥)0

a0072359_18532591.jpg

50歳になったクレピーさん登場。次は投句もよろしく
a0072359_18541420.jpg

総合「天」はタケシさんでした。おめでとう!
[PR]

by go-shichi | 2015-09-27 18:21 | 会報  

会報Vol.26

五七句会会報通巻26号/2015年/4月発行
日時=平成27年4月24日/場所=セレスティンホテル会議室
幹事=五七
出席者=矢多、不実、温爺、タケシ、文鳥、家鴨、
ミツキング、かわうそ、風歌、五七

久々の袋回し句会。
制限時間5分で1句出句の全10題。50分間の真剣勝負です。

■最高得点句
14点 警官が戻って覗くメダカかな(矢多)
■順位
天:文鳥(59点)
地:矢多(45点)
人:タケシ(41点) 

■菫
8点句 すみれ草がんばったねとひとりごと(文鳥)
6点句 竹とんぼすみれの海に消えにけり(矢多)
     すみれすみれきみはますますテクニシャン(五七)
5点句 ツンとして好き東京の花すみれ(温爺)
4点句 ランナーに小さく手を振るすみれかな(かわうそ)
     黄のすみれ白のすみれよ春深し(不実)
2点句 踏まれても踏み返さないすみれの流儀(ミツキング)
     誤解です糸電話で言うすみれ散る(風歌)
0点句 菫程小さき人は奇径だろ(タケシ)
     はかなくも個性豊かなすみれかな(家鴨)

■昭和の日
11点句 押入れのテニスラケット昭和の日(タケシ)
7点句 昭和の日上寿司つまむひとりかな(温爺)
5点句 言わぬまま逝きし男や昭和の日(文鳥)
4点句 決め球はカミソリシュート昭和の日(五七)
     昭和の日魚を焦がすこともなく(矢多)
2点句 昭和の日ミニチュアダックスは逝く(風歌)
     新しきショッピングセンター昭和の日(かわうそ)
1点句 昭和の日天プラの日かと尋ねる姪(ミツキング)
0点句 そよ風の中で昼寝か昭和の日(家鴨)
     靖国はあまりにも遠く昭和の日(不実)

■春惜しむ
8点句 マネキンは夜も目を開け春惜しむ(タケシ)
7点句 妻一人猫三匹と春惜しむ(五七)
     春惜しむこのハミガキの味が好き(かわうそ)
5点句 春惜しむチェンマイ行きのプロペラ機(風歌)
     少しずつ子に還る母春惜しむ(文鳥)
4点句 春惜しむ雲に向かって矢を放つ(矢多)
2点句 和菓子屋の新作を見て春惜しむ(家鴨)
1点句 春惜しむキミにはキミの生き方が(不実)
     春惜しむ余裕すらない今日この頃(ミツキング)
     春惜しみつつ眠り浅からず(温爺)

■なごり花
9点句 なごり花カタカナの酒飲んで寝る(風歌)
6点句 まだ酒が足りぬといふかなごり花(家鴨)
     言葉より強き沈黙なごり花(タケシ)
4点句 なごり花母の香のする宅急便(ミツキング)
     三十でようやく散れたなごり花(不実)
3点句 なごり花いやなことからいたしましょう(文鳥)
     長髪の母校にふえてなごり花(五七)
1点句 なごり花髪の毛少しふえました(温爺)
     故郷の駅舎朽ち果てなごり花(かわうそ)
0点句 なごり花浮き垂直に動かざる(矢多)

■竹とんぼ
10点句 三人の子に三本の竹とんぼ(不実)
5点句 竹とんぼあの子の窓は二階だよ(矢多)
4点句 竹とんぼ落ちた所に白木蓮(温爺)
     竹とんぼ飛ばすや祈るようにして(五七)
     行く春や田の水に落ち竹とんぼ(文鳥)
3点句 人の子の喜びし顔竹とんぼ(かわうそ)
2点句 竹とんぼドローンと逢う春の空(風歌)
     竹とんぼどこまでとぶか春霞(家鴨)
1点句 竹とんぼ永田町まで飛んでゆけ(ミツキング)
0点句 風光る竹とんぼは光らない(タケシ)

■東京タワー
11点句 ぶらんこや東京タワーを越えました(温爺)
5点句 沈黙を東京タワーに助けられ(ミツキング)
4点句 本日の風は南から東京タワー(不実)
     ゆく春や東京タワーの膝小僧(風歌)
3点句 竹の秋東京タワーも初老なる(五七)
2点句 東京タワーミミズ一匹の上に立つ(矢多)
     東京タワー登らぬままに朝寝かな(文鳥)
1点句 風船を東京タワーに奪われる(タケシ)
0点句 まず行けよツリーの前に東京タワー(家鴨)
     春雷や東京タワー車待(かわうそ)

■居酒屋
11点句 いぬふぐり空地居酒屋また空地(文鳥)
7点句 再診の帰り居酒屋桜鯛(かわうそ)
5点句 居酒屋の大駐車場四月馬鹿(タケシ)
     居酒屋のすみが定番ねぎ坊主(温爺)
3点句 居酒屋ですみれ抱えてプロポーズ(不実)
     居酒屋に居場所を探す白い猫(ミツキング)
2点句 落第の弟とゆく居酒屋へ(風歌)
1点句 春深しうたた寝誘う昼の居酒屋(家鴨)
     居酒屋に西島と居る春の宵(五七)
     居酒屋やさがしものはなにですか(矢多)

■リバーサイドホテル
8点句 リバーサイドホテルでひとり桜餅(文鳥)
6点句 花疲れリバーサイドホテルにも(風歌)
5点句 リバーサイドホテルだっぺさ山笑う(タケシ)
     パン買ってリバーサイドホテル春の風(かわうそ)
4点句 イヤリングリバーサイドホテルでなくしけり(矢多)
3点句 パートさん年中募集リバーサイドホテル(ミツキング)
2点句 リバーサイドホテルの馬場と猪木かな(五七)
     駆け落ちの高3生徒リバーサイドホテル(不実)
     迷い込むリバーサイドホテル日永かな(温爺)
0点句 リバーサイドホテルといえばあの歌か(家鴨)

■珈琲
6点句 春時雨珈琲珈琲ぼく紅茶(文鳥)
5点句 落第の言い訳をする珈琲店(風歌)
     時雨るるや珈琲の香の寡黙なる(矢多)
3点句 春の闇から珈琲がもう一杯(五七)
2点句 珈琲の濃きこきこきと鳥帰る(タケシ) 
1点句 珈琲の香り銀座の路地の裏(不実)
     珈琲のサイドテーブルおぼろかな(温爺)
0点句 春山で君が手渡す愛の珈琲(家鴨) 
     珈琲にチーズは合わないシクラメン(かわうそ)
     珈琲も議論も煮詰まるリビングよ(ミツキング)

■警官
14点句 警官が戻って覗くメダカかな(矢多)
7点句 警官に吼える子犬や春疾風(文鳥)
4点句 亀鳴くや警官五名捜索中(温爺)
3点句 警官はみんな太っちょ春の汗(タケシ)
2点句 夏近し婦人警官の襟元(風歌)
     春うらら警官道を問はれどおし(五七)
     警官が席を仕切った桜の夜(不実)
1点句 警官のカノジョになりたい四月尽(ミツキング)
0点句 警官を思わずにらむ多喜二忌か(家鴨)
     屋上に警官の影黄金週(かわうそ)



[PR]

by go-shichi | 2015-04-29 22:04 | 会報  

会報Vol.25

五七句会会報通巻25号/2015年/2月発行
日時=平成27年2月14日/場所=神楽坂 香音里
幹事=五七、風歌、タケシ
出席者=三間、文鳥、家鴨、ミツキング、ネリリ、波風、
かわうそ、風歌、五七、タケシ、ゼルダ、香魚、乱坊、
あちゃ、温爺
a0072359_1213985.jpg

06年6月の第1回五七句会以来の優勝、波風さん。写真もいつもありがとうございます!!

a0072359_1194673.jpg

8カ月ぶりの句会……。おしゃべりが弾んだり、急に無口になったり

天=波風(45点)
地=五七(41点)
人=風歌(29点)
次=ネリリ(24点)
花=ミツキング、五七、タケシ(共に3輪)
a0072359_1201553.jpg

いつもの志満金さんから香音里(こおり)さんへ。照明がちょい暗し

■兼題=春炬燵
同棲は二年目となる春炬燵          (五七)
歌麿を真似て戯る春炬燵           (三間)
見るからに掃除日和や春炬燵         (文鳥)
春炬燵夢かうつつか膝枕          (乱坊)
春炬燵娘もたしかアラフォーに       (ゼルダ)
バタイユは今日もバタイユ春炬燵      (タケシ)
たった一人母を葬り春炬燵          (風歌)
めくるめく駆け引きのあと春炬燵       (波風)
春炬燵卒論の夜星をみる          (あちゃ)
春炬燵父の薬のこぼれたる          (香魚)
ヘイ彼女!あたってかない春ゴタツ     (タケシ)
あの人の好きだった曲春炬        (かわうそ)
春炬燵聞き分けのない母と居る     (ミツキング)
何もせぬ一日暮れし春炬燵          (温爺)
母の目に父戻りくる春炬燵          (風歌)
沈黙の心地よかりし春炬燵         (ネリリ)
六十に近くて恋や春炬燵           (風歌)
春炬燵ゲンブツシサン考える      (ミツキング)
春炬燵期待ふくらむクラス替え        (家鴨)
春炬燵悪口がもうとまらない         (五七)
曇天に枝振る風や春炬燵           (文鳥)
口もとも夢も緩みし春炬燵          (波風)
からまりをほどけぬままに春炬燵       (波風)

■兼題=雛市(雛の店、雛見世、雛売場)
雛市や覚えられない曾孫の名        (タケシ)
四度目の閉店セール雛の店       (ミツキング)
雛市を眺むる母の手に男児          (家鴨)
言わずとも誰が美人か雛の市         (乱坊)
ひとり身は遠まきに見る雛の市        (香魚)
雛店は仏壇店に似てあの世          (五七)
雛市や器量の良きはみな高価         (三間)
あるだけの明るさを負い雛市         (風歌)
カワイイは絶対の正義ひなの市      (かわうそ)
雛の市娘は処女のままが良い         (温爺)
雛の市我が子の顔も大人びて        (ゼルダ)
センターになれぬ官女の昭和顔     (ミツキング)
写真では仲よく並ぶ雛売場         (あちゃ)
父といて母を問う子や雛の市         (文鳥)

■兼題=菜の花
菜の花や末は油かおひたしか         (家鴨)
撮り鉄と気動車一両菜の花と         (乱坊)
菜の花を切り裂きて未練なきところ    (かわうそ)
菜の花や三階婦人服売り場         (タケシ)
菜の花よ電通ビルを包囲せよ         (五七)
菜の花や無断欠勤バスの旅        (かわうそ)
菜の花や遺品となりし腕時計        (ネリリ)
菜の花におかかがないと離縁され       (香魚)
初恋も失恋もホラ花菜ごろ          (温爺)
菜の花の卵をとじて三回忌          (香魚)
菜の花に似てるといはれ微妙なり       (家鴨)
菜の花や世界を平和に染めてくれ      (ゼルダ)
菜の花や怒りを腹に納めけり        (ゼルダ)
ハンドルを大きく切りて花菜の海       (三間)
菜の花や墓地を見下ろすホテル街      (ネリリ)
失恋歌リフレインして花菜かな       (ネリリ)
菜の花やすり減る愛を受け止めて       (温爺)
去年より菜の花パスタ苦い理由        (波風)
菜の花や横死の王子の伝御陵         (文鳥)
新顔は花菜路を行く通学路         (あちゃ)
食膳にのぼりし花菜のほの苦し        (三間)

a0072359_1204096.jpg

句にも詠まれた文鳥さんの手作りスモークチキン

■席題=地名
春休み第一志望のホグワーツ       (かわうそ)
春の宵ダメヨダメダメ神楽坂         (三間)
如月やコスモパークの非常口         (風歌)
上野毛に下野毛増毛春よ来い      (ミツキング)
矢来町名人しのぶ春寒し           (家鴨)
駒沢のランの帰りに独活を買う        (香魚)
前世はアルザス生まれの乳しぼり      (ゼルダ)
目黒川桜にけぶるエンペラー         (乱坊)
たまプラーザのラーが微笑む春コート     (五七)
沖縄があこがれの地であった頃       (あちゃ)
恋猫の西日暮里でしっぽりと        (タケシ)
花冷えや佐保川渡る赤電車          (文鳥)
ももいろや無駄に明るいアキハバラ      (波風)
目刺買ふ二子玉川商店街          (ネリリ)
鎌倉に迷のおんなの春ショール        (温爺)

■席題=人名
あさり汁笠智衆にも細雨来る         (風歌)
下萌や田中角栄邸の裏           (タケシ)
修造よ日本に留まれ春遠し          (乱坊)
ハッピーバレンタイン綾野剛と結婚したいです(ゼルダ)
春の菜の角野卓造じゃあねえよ        (香魚)
麦踏みに似た人生かエリーとマッサン     (家鴨)
春浅し四十路イチローの目に泪      (かわうそ)
啓蟄やマツコ有吉夏目三久          (波風)
文鳥が燻したチキン腹に春       (ミツキング)
漱石が描く黒猫や沈丁花           (文鳥)
春憂ひ萬田久子と同じ部屋          (五七)
花吹雪より現れしゴッホかな         (三間)
春立つやアンジェラアキの黒眼鏡      (ネリリ)
春暁や水野タケシのメール来る        (温爺)

a0072359_121066.jpg

ありがとう!ネリリさんから全員にチョコレート

■今回のトピックス
■乱坊さん、お帰りなさい! ニューヨーク勤務のため2009年11月の句会以来ご無沙汰していた乱坊さんが復帰されました。
■句会場はいつもの志満金さんから神楽坂のレンタルスペース「香音里(こおり)」さんに移動しました。皆さん、いかがでしたか?
■たくさんの差し入れ本当にありがとうございました。
お酒、ワイン、ウイスキー、葉山コロッケ、ままどおる、きんつば、ジャンボハッピーターン、おにぎり、卵の燻製、海軍カレーおかき、松陰ジンジャー、それからそれから……もー覚えきれません。ほんとに皆様ありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願いしますね。
■文鳥さん、ステキなお帽子お忘れではないですか? 五七さんが保管していますよ。(写真・波風/文・タケシ)
[PR]

by go-shichi | 2015-02-17 01:27 | 会報  

新宿御苑吟行会

日時=平成25年7月27日/場所=新宿御苑・ルノアール
幹事=五七
出席者=ネリリ、みつきんぐ、かわうそ、七子、温爺、ゼルダ、波風、五七、文鳥(欠席投句・麦茶)
a0072359_23382983.jpg


天=かわうそ(43点)
地=五七(36点)
人=ネリリ(27点)
次点=みつきんぐ(24点)
a0072359_23414756.jpg

新宿御苑で思い詰めた母娘を、あめんぼうの水の輪を、でいごの目と耳を見つけたかわうそさんが見事「天」。おめでとう!

a0072359_2349927.jpg

ゼルダ、黒松に向けて発進します!
■兼題=梯梧の花
さよならの窓いっぱいに花梯梧     (ひろば)8
お兄さんよって行きなと花梯梧     (波風)6
秘め事のひとつやふたつ花梯梧    (ネリリ)7
島の子は島しか知らず花でいご    (五七)8
花でいご詠んだつもりがサルスベリ  (みつきんぐ)4
赤黒きデイゴに目あり耳があり     (かわうそ)10
炎天に紅一点の花でいご        (ゼルダ)1
梯梧咲く夏の恋話Vサイン        (七子)7

a0072359_23585018.jpg

涼しい顔をしている二人ですが、蒸し暑いのです。そのうえ蚊に刺され痒いのです
■兼題=麦茶
麦茶沁み快音あげる喉仏      (ゼルダ)
三振の悔しさ払う麦茶かな      (温爺)1
麦茶沸くにおい香ばし山月記    (文鳥)7
麦茶切れコップの汗を舐める猫   (波風)4
祖母健在甘い麦茶のなお甘く    (五七)7
麦茶沸く夫(つま)も子もなき六畳間 (みつきんぐ)20
墓清めペットボトルの麦茶かな    (かわうそ)1
少年ののど仏鳴る冷麦茶       (七子)2
寝不足の朝に冷たき麦茶かな    (ネリリ)

a0072359_0211140.jpg

いかにも初デートなカップルを観察し、女装趣味の男を目ざとく見つけてしまうネリリさんでした
■吟行句
ユリノキと高層ビルと背比べ     (七子)1
黒松の暑さしずめる佇まい      (ゼルダ)10
蟻つまむところで蟻地獄はどこ    (五七)
夏の園思い詰めたる母娘かな    (かわうそ)20
水の輪の数だけ命ありあめんぼう  (かわうそ)11
炎昼の躁的印度歌謡曲        (五七)21
雲の峰ウグイスの声高らかに    (みつきんぐ)
笹舟に乗せられ哀し蟻の一生    (ゼルダ)2
咖哩飯食って冷麦食って夏の果つ (みつきんぐ)
夏の恋虫にさされて笑い合い    (温爺)1
のろのろと歩めば刺さる蝉の声   (温爺)9
かき氷初デートには丁寧語      (ネリリ)15
ヤブミョウガ女装の麗人多き夏    (ネリリ)6
蝉時雨チャイムの音もひきずられ  (波風)1
ゲリラ来て入道雲が道あける     (波風)1
ラムネ飲む植物園で初デート     (七子)

a0072359_0311387.jpg

口説いているようにも見えますが、マジメな俳論を交わしている…わけはありません

■今回のトピックス
■天地人はいつもと同じ点数配分。それとは別に「暑」4点を設けました。御苑の吟行は、この蒸し暑さのために苦行になってしまいましたが、実感のこもった「暑」の句がたくさん集まりました。
■今回掲載のすべての写真を撮ってくれたのが波風さんです。ありがとうございます! そんな波風さんのお写真がなくて、申し訳ありません。波風さんを撮ったよという方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
■二次会は火鍋の「小肥羊」へ。お店に入るとすぐに雷鳴とどろき、激しい雨になりました。でも、店を出たときには雨は止んで、すっかり涼しくなっていました。これも皆さんの日ごろの行いの良さですね。
a0072359_0445095.jpg

[PR]

by go-shichi | 2013-07-29 00:49 | 会報  

会報vol.22

日時=平成25年4月13日/場所=神楽坂 志満金
幹事=五七、タケシ
出席者=ネリリ、文鳥、みつきんぐ、かわうそ、寝子、
初好、七子、温爺、ゼルダ、三間、香魚、風歌、タケシ
蕪嵐(田中隆博)、五七、波風
a0072359_15535091.jpg

16人参加と過去最大の句会になりました

天=風歌(52点)
地=五七(36点)
人=かわうそ、温爺(共に33点)
花=みつきんぐ、かわうそ、寝子、香魚、風歌、五七(共に2輪)
a0072359_1558169.jpg

誰もが認める実力者ながら、五七句会でははじめての総合天となった風歌さん。おめでとう!

a0072359_160274.jpg

並んで空を見上げる美女2人。何を見つけてしまったのかでしょう?
■兼題=吟行句
乳飲み児やむんずと掴む犬ふぐり     (寝子)3
広すぎるビニールシート桜は葉     (タケシ)0
初化粧ふた重になったと若桜       (蕪嵐)0
さくらから主役もらった欅かな     (ゼルダ)1
石垣の勿忘草の小顔なる         (文鳥)10
葉桜よ肩の荷おろしゆらゆらと      (七子)10
松みてもオスかメスかと騒ぐやから (みつきんぐ)0
小さくも一点めざす土筆坊        (初好)9
桜蕊黒きむく毛の犬が掘り      (かわうそ)2
葉桜や4時40分を知らす鐘        (三間)18
濠の波あるやなしやの春の風       (温爺)5
葉桜やブルーシートに風渡る      (ネリリ)1
桜蕊降るや気重なパーティーへ      (五七)4
いつ濡れていつ乾くのか豆の花      (風歌)8
風乗せて走る各駅三鷹行き        (波風)1
葉桜や切れしロープの風に揺れ      (香魚)11

a0072359_16161635.jpg

この日の兼題は「侍」。この人からは「素浪人」という言葉が…
■兼題=侍
春雨や武家屋敷跡のラーメン屋    (かわうそ)0
侍も株価気になるアベ相場        (七子)0
頬の傷無頼を気取る転校生        (初好)5
介錯は無用にござる花吹雪        (三間)1
侍の髷にてふてふダンゴ虫       (ゼルダ)7
遅桜もののふたちは城を出づ       (文鳥)3
切腹もかなわぬほどにビール腹   (みつきんぐ)0
春眠の夢におののく武士の妻       (五七)2
武士の血も父で途絶えし葱坊主      (温爺)20
明け方に桜餅喰う酔い侍         (寝子)10
雑炊を啜る野武士や杉の花       (ネリリ)0
武士(もののふ)や祖父の形見のゾーリンゲン
                   (タケシ)14
死つるまで夢をひらかんわが刀      (蕪嵐)4
春陰や巌にかえりし武士の墓       (風歌)1
サムライを惑わし散らす赤き殿      (波風)0
侍が子のしゃぼん玉叩き切る       (香魚)7

■席題=栄螺
お好きなのうなずいたきり栄螺刺し    (香魚)1
古臭い言い訳ですね栄螺剥く       (風歌)19
栄螺なみフタがぎゅっとねまだダメと   (蕪嵐)0
ワタ折れてあきらめすするサザエかな   (波風)8
焼き栄螺ふうふう夫婦ひいふうみ    (タケシ)0
栄螺からでろりと邪心現れり       (五七)28
栄螺石いろいろの色あつめけり      (文鳥)0
手を伸ばし奥には何が栄螺堂       (寝子)3
不燃ごみ栄螺の殻と電球と      (かわうそ)9
五十超えいよよ旨しさざえ肝       (七子)0
結婚式嫁の頭はサザエ風        (ゼルダ)0
遠出せぬ連休栄螺の存在感        (初好)6
栄螺焼く若女将には五歳の子      (ネリリ)8
焼栄螺漁師のあおるストレート      (温爺)3
ある人は苦きを好きと栄螺かな      (三間)1
サザエなど焼ける女になりたくて  (みつきんぐ)0

■席題=苜蓿(クローバー)
苜蓿首飾り編み白馬行          (初好)1
クローバー摘みし少女はもう大人    (ゼルダ)1
誰とみつけたか忘れちゃったこのクローバー
                 (みつきんぐ)0
怒髪天突く如き花苜蓿          (文鳥)2
人んちの子供がくれしクローバー     (香魚)11
幻の花冠やクローバー          (寝子)0
牛になり人になりたき苜蓿        (三間)0
クローバーアリスとうさぎ穴に落ち    (七子)3
新しき服靴鞄クローバー       (かわうそ)22
もう少し遊ぼう四ツ葉のクローバー    (温爺)5
ハンバーガーねだる子犬やうまごやし  (ネリリ)2
クローバー互いに歩幅合わせつつ     (五七)2
苜蓿もう押入のリンガフォン      (タケシ)1
銭湯は更地になりしクローバー      (風歌)24
三つ葉かな四つ葉だったよ君クローバー  (蕪嵐)1
脇見してまたからまりしクローバー    (波風)0

a0072359_1682485.jpg

初参加にして見事すべての課題に投句して賞品まで獲得した蕪嵐さん

■今回のトピックス
■久し振りのプチ吟行です。3時45分に市ケ谷駅の改札近くの緑の窓口に集合。すっかり葉桜ではありましたが、外堀の土手を神楽坂まで歩きながら吟行しました。
■初参加の蕪嵐さんは「自分自身のOSがバージョンアップした気がする」とのうれしいコメント。また5年ぶりの波風さんは皆さんの写真も撮ってくださいました。お二人とも次回もぜひご参加を!
■香魚さんから春ニンジンを頂きました。ありがとうございます。
a0072359_16111220.jpg

久しぶりの参加で健在ぶりを発揮した波風さん。たくさんのお写真ありがとう
[PR]

by go-shichi | 2013-04-13 21:00 | 会報  

会報Vol.21

五七句会会報通巻21号/2013年/3月発行
日時=平成24年12月22日/場所=神楽坂 志満金
幹事=五七、タケシ

出席者=かわうそ、五七、香魚、タケシ、文鳥、温爺、
ゼルダ、クレピー、ネリリ、初好、七子
(兼題のみ)鬼丹

天=五七(50点)
地=タケシ(41点)
人=香魚(34点)
花=かわうそ、香魚(共に4輪)

得票率
1位…薄氷や高層ビルを踏みくだく(14・5%)
2位…母校廃校カスタネットのゴムは赤(10・5%)


ふゆの朝すっぴん見せて玉子焼き(2輪)

■兼題=故郷の句
故郷の雪を布団に樹木葬        (ゼルダ)3
宅配に思いを詰める里の母       (ネリリ)2
SLのこだまよ何処(いずこ)シャッター街 (七子)5
冬休み肥えた従兄のえばりたる    (かわうそ)18
父母に年玉あげる歳となり        (温爺)0
ふるさとの帰れぬ小鳥と寝正月      (初好)3
血も凍る北の酒場でコップ酒       (鬼丹)1
湯豆腐や故郷の味は水の味        (五七)6
右の窓富士山駅弁母の顔         (香魚)6
母校廃校カスタネットのゴムは赤    (タケシ)21
玄関に土の香するや芋届く        (文鳥)8


■兼題=都会の句
星かすむLEDのまばゆい灯      (ネリリ)3
一ひらの枯葉を踏めばフランス語    (タケシ)7
蛾のごとくネオンに群がる夜の蝶     (鬼丹)0
淋しさも賑わいもあり無縁社会     (ゼルダ)1
しんとする元旦ひとりマンションで    (七子)2
ふるさとが煮豆を抱いてやって来る    (香魚)1
丹沢が見える冬晴鳥居坂         (文鳥)2
雪空の狭しスタバで暖をとる     (かわうそ)2
薄氷や高層ビルを踏みくだく       (五七)29
ビル谷間陽の深くさす冬至晴れ      (温爺)2
幼き日名前のみ知る都会に住み      (初好)0



■席題=女句
凍空を背負ひてすすむ女意気      (ネリリ)2
黒にしたネイルも剥げて年の暮      (温爺)2
「あなたらしく」って何冬木立      (文鳥)10
玉子酒甘え上手は恋上手        (タケシ)3
でもいいか化粧も溶けるキムチ鍋   (かわうそ)10
送り人だけが知ってる女の死       (香魚)10
寒椿首から落ちて離婚決め        (七子)14
雪女殺されるなら悩殺で         (五七)6
妄想の中で私はブラピ妻        (ゼルダ)0


■席題=男句
ばれる嘘臆面もなし毛糸編む       (文鳥)0
山茶花や写真の僕はやせっぽち      (五七)9
餅搗やこれみよがしの二頭筋       (温爺)2
歌合戦こたつの中で狙う足       (ゼルダ)0
右寄りの風に抗ふ寒雀         (タケシ)10
あの頃の俺はよかった葱を買う      (香魚)17
干鱈やまず開きたい袋とじ       (ネリリ)3
会社辞め凍てつくベンチに出勤し     (七子)1
ふゆの朝すっぴん見せて玉子焼き   (かわうそ)1


■今回のトピックス
■忘年句会ということで、女組VS男組の団体対抗戦を行いました。
■女組はキャプテンがゼルダさん(ほか5名)。男組は温爺さん(ほか4名)。はたして男組は一人少ないハンデを覆すことができるのか!?
■大変なデッドヒートの末、最後に女組が点数を集めて119点。100点の男組を振り切って見事、女組の勝利に終わりました。パチパチパチ!
a0072359_12304325.jpg

■負けた男組は一人2000円ずつ払い、それを2次会の資金にいたしました。
■くれぴーさんからボルドーの「バルトン・ドゥ・ノミカーケ」、初好さんから秋田の地酒「みなと土崎」、五七さんから「カリラ」のボトラーズを頂きました。ありがとうございます。
a0072359_12311240.jpg

連続優勝の五七さん。後ろには次回天をネラう香魚さんの影が…
[PR]

by go-shichi | 2012-12-24 12:33 | 会報